花より重箱

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春の野草を中心に作られた重箱 
 
昨日は午前中、山見田んぼの苗床作りをしたのですが、
7mの苗床に種籾を蒔いている途中で、天気が急変して、
強い風が吹き始めたと思っていたら、雨まで降り出しました。
予報では、昼過ぎまでは晴れているはずだったのに、
慌てて近所のコメリで覆土を買って、ワラも一重で被せ、
それでもネットまで掛けて、苗床作りをやっつけ終了です。
ちゃんと元気な苗に、なってくれるといいのですが・・・

今年は桜が咲いてから、寒い日が多いせいか、
先週末からずっと、桜の花見が楽しめています。
昨日は“えんかふぇ”のメンバーから、声が掛かって、
お花見だというので、妻が重箱に料理を作ってくれました。
午後もしばらく、寒いくらいの天気になったので、
花見が出来るのか心配しましたが、やがて天気も回復して、
福光のお家に行く時刻には、花見日和の天気でした。

夜中に姫が鼻づまりで何度も泣いて、僕も目を覚まし、
十分には眠れないまま、5時起きで用意をして、
山見田んぼに出掛けて、苗床作りをしていたのです。
天気の急変で走り回って、なんとか午前中に苗床を終わらせ、
午からは別の場所で、野菜の苗作りのお手伝いをして、
それが終わった5時過ぎから、用意をして行ったお花見です。
家に帰る頃には、すっかり疲れていた感じでしたが・・・

終わりよければ総て良し、と言うことでしょうか、
集まった5人で食事して、重箱の評判も上々でしたし、
最後に小矢部川沿いで、花を見て歩いたのも気持ちが良かった。
家に帰った頃には、すっかり疲れ果てていたはずですが、
どちらかと言えば心地よく、そのままぐっすりと眠りました。
姫も昨夜よりは、鼻づまりの症状もひどくなかったようで、
時々ゼイゼイと鼻の音を出しながらも、よく眠っていたようです。

朝の5時から夜の10時まで、休み無く忙しい日で、
このところずっと忙しい僕には、かなりきついはずです。
それでも不思議なもので、何かを楽しみにしていれば、
ある程度のことは、冷静に考えるよりも容易に乗り越えられる。
このあたりは、60年の人生経験の中で学んだとおり、
人間の本質は霊精なのだから、これを喜ばすことが出来れば、
人の能力は、思うよりも力を発揮できる気がするのです。