春山里景色

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すっかり春になったかのような、砺波平野でしたが、
日曜日から月曜日に、けっこう雪が降りまして、
あたり一面、久しぶりに白一色に覆われていました。
だけどそれは束の間で、昨日は空も晴れ渡って、
風もなく穏やかな、美しい早春の一日になりました。

僕は来週あたりから、農作業を始める予定なので、
湯巡りチケットの、最後の一枚を使ってしまおうと、
福光温泉へ行ってみたら、臨時休館になっていました。
それならばと、イオックスの温泉に行きましたが、
どういうわけかこちらも休みで、今度は華山温泉へ。

なんとこちらも、本日は清掃日だったのですが、
少し待てば、入れる時間になるようだったので入館。
湯巡りチケットの、抽選会用の一枚に必要事項を書いて、
フロントで手続きしたら、すぐに入れてもらえました。
開館をお待ちかねの人が何人もいて、混み合いましたが、
そこは平日の午後のこと、のんびりとしたものでした。

気が付けば、砺波平野の山際をぐるりと回って、
いつも見ている景色とは違う、逆方向からの眺めです。
正面に見える山並みが、八乙女山から牛岳に至る、
五箇山を含む連山で、普段よく行くところです。
華山はちょうどその反対側で、ちょっと違う風景が、
山笑う春の季節を、印象深く見せてくれました。

この冬の温泉三昧も、今日でお終いになるでしょう。
明日は用事で氷見へ出掛け、金曜日にも用事があって、
月曜日からは、苗作りのお手伝いも始まります。
そして自分の畑でも、春の種蒔きが始まりますが、
その前には、畝の整備もしなくてはなりません。

自然農は頭でわかるものではなく、体を動かして、
身体的に理解できてこそ、初めて身に付きます。
それはちょうど、イリイチが考えた人間的価値と同じ、
みずからの手が届く範囲を、最重要に考えるのです。
手足の感覚が届かない道具は、危ういと言うことです。