まるで春みたいに

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土曜日の夜には、強い風が吹き荒れたと思ったら、
日曜日は暖かい一日で、午後に降り始めたミゾレも、
まるで春の雪のように淡く、うっすら積もっただけでした。
まだ立春にもならない、寒入り真っ最中だと言うのに、
あたりの空気は、すっかり春を感じさせるものだったのです。

世界各地で、温暖化による寒波が猛威を振るっていますが、
ここ砺波平野では、明らかに暖かい冬を過ごしているのです。
いや暖かいというのは語弊がありますが、少なくとも、
雪が本当に少ないので、陽射しのある日は春のようになる。
どうやら今年も、屋根雪は下ろさずに済むでしょう。

気候は暖かくていいのですが、家族の体調は今一つで、
妻は喉が調子悪くて、姫もくしゃみと水洟を垂らしています。
風邪と言えば風邪でしょうが、さほど熱は出ていないから、
インフルエンザではなさそうなので、病院へは行っていません。
ただ夜になると、鼻が詰まって息ができないようで、
ひどく苦しがって泣くのを、なんとかしたいと思うのですが。

薬局でビポラックを買ってきて、使ってみましたが、
いくらか症状が緩和してはいても、息苦しさは解消しない。
昨夜などは、鼻を吸い出そうとしてもクリアできずに、
泣きやまないので、しばらくは抱いたままで寝かせました。
体が縦になっていれば、鼻は詰まらずに済んだようです。
でも一晩抱いているわけにも行かず、四苦八苦の夜でした。

寒中とは思われない、陽射しと暖かさを感じながら、
だけど身体は、しっかりと寒中の反応を示しているような、
なんだか不思議な感じではありますが、あと10日で立春です。
今年は少し早めの春になるなら、馬畑の畝作りをやりたいし、
まずその前に、そろそろミソを仕込まなければなりません。

畑の雪は、まだ消えて無くなってはいないでしょうが、
3月には畑作業が、本格的にできるかも知れないのです。
例年なら、2月中旬に大雪のこともありましたから、
まだ気を許すわけには行きませんが、もうすぐ1月が終わり、
2月になれば、春の準備をすることになるでしょう。