お手伝い?

イメージ 1
 
天気がよくて、陽射しもあたたかかったので、
親子3人で、お弁当を持って出掛けました。
行き先は頼成の自然農園で、こんな気候の日には、
屋外で農作業するには、この上ない日なのです。
姫もこの通りご機嫌な様子で、豆取りのお手伝い?
・・・はまだ無理なので、邪魔して遊んでいました。

最近の姫は、急に知恵が付いてきたようで、
両親のやることをよく見ていて、真似をします。
と言っても、同じに出来るわけではないので、
たいていは邪魔になって、厄介この上ありません。
だけど今の時期に、一緒に作業していないと、
都合よいときだけ一緒とは、行かないと思います。

邪魔されながらも、一緒にやって楽しんで、
一緒に何かやることが、楽しいんだとわかれば、
もっと理解力が出てきたときも、一緒に楽しめる。
そんなふうに考えて、ともかく一緒にやってみます。
すると確かに、作業の能率は悪いのですが、
大人も仕事が楽しくなり、みんな笑顔が絶えません。

気温は久しぶりに、20度近くまで上がって、
姫ははしゃいで熱くなるから、日陰も作りました。
きれいに敷いたブルーシートは、ぐちゃぐちゃになり、
豆も散らばって、あたり一面大混乱でした。
それでも豆の収穫は、なんとか済ませましたし、
レジャーランドよりも、気持ちいい時を過ごせました。

田畑は自然農なので、農薬も化学肥料もないから、
姫がシートを飛び出して、遊んでいても安心。
泥んこになるので、あとの洗濯は大変でしょうが、
洗濯機があるのだから、たいして苦でもないのです。
暖かい陽射しの中で食べるお弁当は、美味しくて、
どんなレストランより、すてきな食事でした。

こんな風にやってみたい、と思うままにやって、
手作業の暮らしを、少しずつ身につけていけたなら、
苦楽はいつのまにか溶けあって、海のようになる。
ずっと海では暮らせないけど、疲れたら浜で一休みして、
また気が向けば、五体を動かして仕事をします。
日々がそうして、自然に溶け込んでいけばいいですね。