掴まり立ち

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最近になって姫は、自分で掴まり立ちができるようになりました。
テーブルやカゴに掴まって、危なっかしいながらも立ち上がり、
カゴの中やテーブルの上を、何かまわずに触りまくってくれるのです。
うっかりあぶないものを置いておくと、平気で振り回すし、
先日は置いてあった軟膏薬の蓋を開けて、舐めてしまっていました。

幸いに毒気の強い軟膏薬ではなかったので、大事に至りませんでしたが、
今はまだ立つだけで移動できないのが、やがて移動するようになれば、
どこに何を置いていても、姫がいじる舐めるの危険性があります。
姫が手にして危ないものは、すべて姫の手の届かないところへ、
高いところか引き出しの中へでも、しまっておく必要がありそうです。

今のところ砺波平野は、放射能の危険こそ少ないのですが、
ダイオキシンを始めとする、空気の環境汚染は防ぎようがありません。
昨日の安陪司さんのお話しにもありましたが、子どもにとって、
少しでも健全な未来を残してあげたいと思えば、まず口にするもの、
玩具を始めとして、日常的に身の回りにあるものは安全にしておきたい。

特に化学物質は不気味なので、なるべく昔からあって安心なもの、
古い木のおもちゃなどは、好きに口に入れさせてありますが、
刃物やとんがったものと同じように、化学物質は遠ざけておきたいですね。
野菜類の多くは自然農で自給しているので、口に入れても安全ですし、
エアコンなど使わない自然に近しい暮らしなので、環境も安心です。

和室と居間は自由に動き回っていいのですが、その先の廊下や台所には、
危険なものがいっぱいあるし、ハイハイして移動する場合には、
置いてあるテーブルや棚の下の隅など、ゴミやホコリが溜まっています。
こうした所へ入っていって、何でも手にとって口に入れるから、
長時間目を離すことは、とても危険な時期になるようです。

まだ言葉が話せませんから、危ないってことを伝えるには、
実際に危ないことをしようとした時に、やめさせるしかありません。
すでに7ヶ月を過ぎて、順調に成長を続けている姫に対して、
僕らはこれから何を残していけるのか、考えていく必要もあるでしょう。
お金や放射能や化学物質ではなく、信頼できる人と自然を残したいものです。