猛暑は続く

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毎月第2土曜日は、頼成農園で自然農の学びの日です。
朝9時から、周辺草刈りなどの共同作業を行って、
10時からは、石黒さんによる自然農の指導があります。
昨日も9時前に行って、田んぼ周りの草刈りなどしましたが、
1時間もすると、すっかり暑くなってしまいました。

僕自身の生活ペースでは、午前5時から8時までが農作業で、
さらに作業することはあっても、暑さと相談しながら、
12時前には、外での農作業などは全部終了します。
昨日は特別暑い日でしたから、やっても10時頃まで、
って状態だったのに、10時過ぎからは石黒さんの指導でした。

秋冬野菜の準備作業など、聞いておきたいことはありましたが、
自分の体調は限界だったので、しばらく小屋で横になっていました。
たっぷり水を飲んで、30分ほど横になってからもう一度、
無理をしないように、田んぼの草取りをして農作業を終わり、
石黒さんが持ってきたスイカを、みんなでいただいてから昼食です。

この日は常連の人が10人ほどの他に、新しい人が1家族いて、
外の木陰にシートを敷いて、いろいろ話をすることも出来ました。
石黒家のある山中では、今でも朝晩は寒くなるほどと聞いて、
しばらく避暑にでも行きたい、と思ったりしたものです。
お弁当で昼食を食べた後は、野菜を収穫して帰ることにしました。

家に帰ってニュースを見ると、四万十川では40度を超える暑さで、
北陸砺波平野と言えども、体感温度は34度を超えています。
姫の体調も心配ですが、妻は玄関先でベビーバスに水を張って、
姫の水浴びをさせていたようで、姫はいたって元気でした。
と言っても、夜になっても涼しくならない暑さにはまいりましたが。

今年は暑い夏になるとは思っていましたが、心の奥底では、
それでも案外過ごしやすいまま、過ぎてくれるのではないか?と、
どうしても希望的に考えてしまい、この暑さに直面してたじろぎます。
人類が大量のエネルギーを使っている限り、温暖化は止まらずに、
やがては生活が困難になって、人類は衰弱するのでしょうか?

生き方としての自然農を知って、自然に沿って生きていると、
今の人類は根本的に、間違った価値感を持っているように見えます。
すでに成長神話は崩れているはずなのに、経済成長を目指す政策をし、
夢よもう一度とばかり考えて、未来を壊し続けているのです。
もっと大きな視野で、人々の恒常的な幸せを考えたいと思うのですが。