幸せであるために

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朝野家スタッフのblogから
 
先日春分の日自主上映会をした、映画「Happy」ですが、
妻がその内容をメモして、そのあと纏めまで書いていました。
なにげなく見てみると、結構うまく纏めてありましたし、
今の時期にもう一度、振り返ってみるのもいいだろうと思い、
皆さんにも紹介しながら、考えてみることにします。

まず前提になるのは、幸福度の50%は遺伝的なもので、
幸せに生きる人は、どんな時代のどんな人生でも幸せに向かう。
様々な失敗を繰り返しながらでも、めげることなく、
ちょっとしたことに幸せを見出して、楽しんで生きられる、
そんな遺伝子を持っていれば、いつだって幸せなんでしょう。
だけど多くの人は、あるいは幸せの遺伝子を持っていても、
時には挫折して、こんなはずではなかったと思いながら生きる。

そこで大切になってくるのが、幸福度を決める残りの部分で、
10%が生活環境や仕事、住まい、ステータスのようなものなら、
40%は日々の生活の、意識的な行動で決まると言います。
それなら努力して、今よりも幸せになることは可能ですから、
この意味するところを、しっかり確認しておきたいですね。

人が幸せになるには、外的要因と内的要因があるようですが、
そのうち“幸せの外的要因”となるものとしては、
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◆ 収入や所持品でリッチになる。(高級品を持ち、収入が多い)
◆ 社会的地位や名声を得る。(一流会社の重役や、市長や議長)
◆ 外見のイメージが良くなる。(流行のセンスに、若々しい体)
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これらのものは、常に他者との競争に晒されているので、
ストレスが多く、安心安定した喜びにはなりにくい。

そこで“幸せの内的要因”を見てみると、
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大自然と調和した、循環的な暮らし。(生き方の土台を持つ)
◆ 家族や地域の関係を大切にしている。(コミュニケーション)
◆ 自分の能力を、他者のために活かしている。(社会への貢献)
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多くの人が気にしている、経済的な安定については、
明日の食事と住むところがあれば、人は幸せになれるようです。
これならどんな人でも、幸せになれそうですね。

妻が書いたメモの中に、幸せになる方法が列挙されていたので、
最後にそれを、ご紹介しておきましょう。
・笑う ・スポーツする ・小さな変化 ・人の役に立つ
・逆境を乗り越える ・感謝する ・瞑想する ・体を使う
・大いなるものを慈しむ ・神から愛される ・世代を越えた交流
・作物を分かち合う ・新しいことをする ・好きなことをする
・ありのままの自分を受け入れる ・あるものを分かち合う

なんだか当たり前のことを、列挙した感じではありますが、
人間の幸せって、きっとこんなものなのだろうと思います。
それは単なる心の持ちようとは、少し違うもので、
何が幸せなのかを自覚した上で、その方向に向けて努力する、
そんな暮らし方そのものが、人を幸せにしてくれるのでしょう。