おしめ de おむつ

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今は紙おむつ全盛の時代ですが、僕らは“おしめ”を使っています。
紙おむつで、大量のゴミを出したくないと言う気持ちもあるのですが、
実はそれと同じくらい大切に思っているのが、おむつレスでして、
春になって暖かくなり、薄着で過ごせる季節になったなら、
日中はおむつをせずに、少しずつおまるに慣れさせようと考えています。
おむつが気持ちよいとは思われないし、垂れ流しも困りますからね。

実際におむつレスにするのは、赤ん坊の様子を見ながらですが、
まずはなるべくおしめ、いわゆる布おむつを使いたいと言うことで、
自然農のママ友を介して、使わなくなったおしめを集めてもらいました。
集まったおしめは40枚ほどで、今は30枚ほどを使っています。
一日十数枚から20枚くらいを使い、毎日洗濯していますが、
冬場は外に干せないので、家の中の一室はご覧の通り物干し部屋です。

もともと物干し部屋ではないのですが、使っていない南向きの部屋で、
以前から冬場には、物干しにちょうどいいと思っていた部屋です。
ウンチの時だけ軽く手洗いして、それ以外は全部一緒におしめを洗い、
これで一日1回の洗濯機で間に合いますから、さほど苦にはなりません。
むしろ干す時に、乾きやすいように干すのが一苦労なのですが、
それも慣れてくれば、手が冷たくなるくらいが辛い程度でしょう。

おしめではなく紙おむつにすれば、楽なことはわかっているので、
せめて夜のおむつだけでも、紙おむつにすればいいように思いますが、
妻も紙おむつには抵抗があって、僕以上に布おしめにこだわっています。
夜中に起きるのは、おしめの取り替えよりも授乳のためなので、
授乳のついでにおしめを替えると思えば、さほどいやでもないようです。
おかげで僕も、おしめの取り替えに起こされることはありますが・・・

今では紙おむつの方が、お尻にやさしくてかぶれないとも聞きますから、
これからますます、布おしめより紙おむつを使うようになるでしょう。
便利になるに従って、さらにゴミが増えるのも気掛かりですし、
この便利さによって失われる苦労が、もしも意味あるものだとすれば、
僕らは何か、大きな損失をしているのかも知れないと思うのです。
完全に失ってからでは取り返せない、何かがあるのかないのか気になります。