沐浴でご満悦?

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以前の僕であれば、出産の手伝いと聞けば、
まずお湯を沸かして、産湯の準備と思いました。
ところが現代では、産湯なんか使わないんですね。
産まれたての赤ん坊は、濡らさない方がいいそうで、
汚れを軽く拭き取るだけで、母親の胸に載せます。

いわゆるカンガルー抱っこですが、たったこれだけで、
赤ん坊は泣きやみますし、安心安定してくるのです。
そのまますぐに、新生児用の下着でくるんで、
三日間は濡らさない方がいいとかで、沐浴しません。
生後3日目の22日が、初めての沐浴でした。

最初の日は、助産士さんがやって見せてくれて、
2回目は一日おいて、24日に僕がやってみました。
と言っても、助産士さんが付きっきりでしたから、
何が何やらわからないうちに、終わっていたのですが、
これでわかったつもりで、3回目は自分だけでやる。

ところがこれが、なんともうまく行きませんで、
上手に赤ん坊を持つことが、出来るようで出来ません。
お湯の中に入れるまではいいのですが、浮力が付いて、
片手を離して洗おうとすると、うまく安定しないのです。
無理せずに妻に手伝ってもらい、なんとかこなします。

だけど顔を洗おうとして、耳に水が入りそうになったり、
髪を洗った石鹸水が、目に入りそうになったり、
途中で薄布が絡まって、うまく洗えなくなりました。
もうてんやわんやで、だけど助産士さんもいませんから、
妻と二人して、悪戦苦闘の沐浴となったのです。

写真は助産士さんに手伝ってもらった、2回目の様子で、
3回目の自分たちだけでやった時は、こんな穏やかではなく、
不安で心配そうな顔が、じっとこちらを見ていたのです。
この先は原則的に、毎回自分たちだけで沐浴しますが、
まだちょっと自信が持てず、恐々としています。

この寒い冬に、毎日沐浴させるって聞いていますが、
本当にそんな必要が、あるのでしょうか?
僕らは一日おきの入浴でしたから、赤ん坊も同じ、
隔日で済ませられるなら、自分がお風呂に入った時に、
もう少し安定して、沐浴させられそうですが。