GBS(B群溶血性連鎖球菌)検査

イメージ 1
 
既に妊娠39週目に入る妻は、いつ子どもが生まれてもいい状態で、
自宅出産の準備も整って、あとは産まれてくるのを待つばかり・・・
と思っていたのですが、昨日になってGBS検査と言うのがあって、
この結果次第では、自宅出産は難しいと聞かされました。
GBS検査とは、B群溶血性連鎖球菌の有無を調べるもので、
この結果が陽性であれば、出産時に感染の可能性があるらしく、
抗生物質の点滴を受けながらの、出産になるらしいのです。

だけどよく聞いてみれば、妊婦の1割はこの菌を保有しており、
それで出産時に感染する可能性は、とても低いもののようですし、
さらに感染した場合でも、これが原因で病気になる確立はさらに低い。
結果として、陽性であっても0.1%以下の発病率でしかないのに、
大量の抗生物質を点滴しながらの出産では、自然分娩とは思われません。
となるとたとえ陽性であっても、一時的に抗生物質を投与して、
出産はやはり自宅で、なるべく自然なままにやりたいのが希望です。

以前であれば、こんな検査はあまり行われなかったようですが、
今はリスクを少なくすることが、医療行為の大きな方向性ですから、
たとえわずかでも危険性があれば、リスクを避けるのが病院です。
たしかに、万が一感染症が発病した場合には危険なこともあるとして、
感染していないのに、リスク管理のために大量の抗生物質は、
どうしても避けたい気がするので、考え込んでしまいます。
もっと自由にもっと自然に産みたいから、自宅出産なのですから。

検査結果が出るのは8日で、そこで陰性であれば問題ないのですが、
たとえ陽性であっても、やはりなるべく病院出産はしないで、
簡単な抗生物質の投与と、出産後の検査で済ませようと思います。
それがベストの選択なのかどうか、自信があるわけではないのですが、
新しい命をどのように迎えるか、少しでも自然に近しくと思うから、
多少のリスクは覚悟の上で、自宅での自然出産を選んだのです。
この気持ちを大切に、大切に大切に出産を迎えたいと思うのです。

今日はマタニティ教室で、済生会病院まで行って来ましたが、
その帰りにイオンで散歩をして、フードコートで食事をしました。
食事と言っても、家で作って持ってきたおにぎりとお茶で、
食べ物はなるべく自分たちで作ることで、砂糖や塩を少なく、
余計な添加物のない食事を続けることで、健康を維持しています。
おにぎりなんて僕らだけかと思っていたら、おしゃれな若い女の子が、
二人して仲良く、おにぎりを食べていたのが微笑ましかったです。

さらに帰り道には、彼女のお爺ちゃんが入院している病院へ、
お見舞いを兼ねて様子を見に行き、しばしの会話をしてきました。
もう1年以上、ほとんど寝たきりのお爺ちゃんですが、
彼女が手をさすると、嬉しそうにしてうなずいたり話したり、
僕は見ているだけでしたが、気持ちの良い時間が流れていました。
井波へ向かう車の窓から、立山の美しい姿が見えたので、
写真を撮ってみましたが、携帯のズームなので画像が粗いですね。