沖縄で高給法人

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今日の午前に、不思議なことを知りました。
岡田副総理が閣僚懇談会で、給与の高すぎる特殊法人などに、
関係閣僚を通して、給与の引き下げを要請したというのです。
その法人とは、日本中央競馬会日本銀行、日本政策金融公庫、
沖縄振興開発金融公庫沖縄科学技術大学院大学学園の5法人です。

日本中央競馬会というのは、昔からあらゆる職員が高給で、
窓口業務のアルバイトでさえ、相当の時給をもらっています。
僕が学生の頃ですから、かなり昔の話になりますが、
その当時の仲間が、中央競馬会の窓口バイトをしていて、
僕らの町のアルバイト料の、倍額近くをもらっていたのです。

その後も、競馬に関わるあらゆる仕事が高給だと知っても、
この組織が、全額政府が出資する特殊法人とは知りませんでした。
賞金も世界的に見ても高額で、ジョッキーの年収は数千万が普通で、
多い人は何億円も稼ぎ、少ない人でもサラリーマンよりはるかに多く、
若くして現役を退いても、業界にいれば高給取りです。

しかしながら、もっと驚いたのが沖縄関係の2法人です。
給料が高すぎると指摘された、5法人の内の2法人が、
こともあろうに、収入水準の低い沖縄関連なのは何故なのか。
特に沖縄振興開発金融公庫なんて、経済を活性化させる組織が、
自分の所だけ高給で、地域全体は低水準だなんておかしいでしょう。

こうした人たちは、自分は沖縄の人間と同じではないと思うか、
沖縄では特別な選ばれた人間だと思っているか、なんだかおかしい。
日本銀行にしても日本政策金融公庫にしても、経済の責任を担うなら、
景気が悪い時は給料が下がるくらいにして、経済に責任を持って欲しい。
この日銀による通貨経済と金融経済こそ、経済問題の根元なのに・・・