初雪が降って

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天気予報通り、雪が降りました。
朝はそれほど寒いと、思いませんでしたが、
9時過ぎ、10時過ぎと雪が降りだして、
町は全体にうっすらと、白くなりそうな感じ。
白くなりそうで、すぐに溶けてしまうので、
路上に積雪は、ありませんでしたが、
ご覧の通りに、屋根は白くなっていました。

雨雪混ざりの、冷たいみぞれが降り続いて、
3階の屋上から見る、町と山々の風景は、
次第に寒そうな気配で、体が竦みます。
ちょうど12月の1日に、初雪が降って、
いよいよ冬が来たぞ!と告げられたみたいな、
覚悟はしっかり、できた気がします。
まだもう少し、積もらないで欲しいけど・・・

雪国で真冬の自宅出産は、出産当日に、
雪で助産士さんが、来られなくなったなら、
僕が子どもを、取り上げなければならないかも!
なんて心配まで、してしまいますけど、
そこはあまり、考えすぎないようにして、
やっぱり覚悟だけは、しているつもりですが、
覚悟だけでは、心許ないですねぇ・・・

そこは得意の神頼みで、神社参りをして、
仏壇にも拝んで、今までの経過を感謝しつつ、
無事な出産を祈って、手を合わせているのです。
人智で出来ることなど、限りあるものと覚え、
自らは最善を尽くす覚悟で、最後は神に祈るだけ。
初雪を見ながら、そんなことを考えていて、
全身が一つ、大きく身震いするのを感じました。

誰にとっても、そうなのかも知れませんが、
一つ新しい命が産まれることで、新しい時代が、
大きな声を挙げて、産まれてくる気がします。
僕らはそれを準備してきたのだから、喜んで迎え、
新しい時代に相応しい、新しい社会を築きたい。
雪に覆われて、真っ白に清められた世界で、
新しい命が、無事に産まれてきますように!