オスプレイ配備
沖縄はいつになったら、安心して暮らせる場所になるのか?
普天間基地移設問題も解決していないのに、今回はまた、
新たな火種となる、垂直離着陸輸送機オスプレイの配備です。
それでなくても住宅地にあって危険な、普天間基地への配備とは、
アメリカが日本人のことなど、何も考えていないのは仕方ないとして、
日本政府は沖縄住民の安全を何だと思っているのか、呆れます。
普天間基地移設問題も解決していないのに、今回はまた、
新たな火種となる、垂直離着陸輸送機オスプレイの配備です。
それでなくても住宅地にあって危険な、普天間基地への配備とは、
アメリカが日本人のことなど、何も考えていないのは仕方ないとして、
日本政府は沖縄住民の安全を何だと思っているのか、呆れます。
なにしろ鳩山さんが首相になった時に、基地移設は県外へ!
と言っていたにもかかわらず、アメリカの脅しでチャラになった。
この事実から見て、まして野田首相なんて何の力もないのでしょうが、
それなら安倍さんが言うように、日本は再軍備をしないと、
いつまで経ってもアメリカの言いなりになるしかないのでしょうか?
アメリカに“NO”と言えば、再度侵略されてしまうのでしょうか?
その可能性は高くて、実は日本国内のアメリカ軍の存在は、
日本の従属型安定を維持することに、重点を置いているとも言われ、
制空権や核抑止力などは、決して日本の自由にはさせません。
そうした事実は、沖縄や原発の現状を見れば明らかになっていますが、
日本国民がいかにそれを拒もうと、民意がそれを拒否しようと、
日本の政治家は、どこまでもアメリカに逆らうことはしないのです。
今回のオスプレイ配備に対する、沖縄宜野湾海浜公園での集会に、
過去最大の10万人が集まったのは、いったい何だったのか?
やっぱり沖縄は、まだ日本の自由にはならないアメリカ領土なのか?
あるいはアメリカに対して、忠誠を誓うための献上領土なのか?
僕らは同じ日本人として、国内に外国軍が駐留して好き勝手をするのを、
どうすることもできずに、なされるままにさせておくしかないのか?
毎年沖縄を旅して、あの美しい海を見ながら思うことは、
♪この国が平和だと、誰が決めたの、汚れ我が身の罪ほろぼしに♪
と綴られた桑田佳祐さんの切ない歌詞と、ネーネーズの歌声です。
さらにこのネーネーズが歌った、「黄金の花」の歌詞には、
♪素朴で純情な人たちよ、きれいな目をした人たちよ、
黄金でその目を汚さないで、黄金の花はいつか散る♪とある。
おごり高ぶった日本人は、どこかで沖縄を見下しながら、
沖縄が抱える日本の課題を、まったく解決できないのでしょう。
僕らはいつになれば、平和な沖縄を見られるのか?
それは人間の宿命として、望みようもない夢のようなことなのか?
来月またオスプレイが配備される、沖縄の現状を見守りながら、
僕らは今の自分を、矛盾なく生きる道を探り続けるのです。