冷蔵庫が動かなくなりました

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僕がこの家に来る以前から、20年以上使っている冷蔵庫ですが、
今年の春から異音がするようになって、危ないとは思っていました。
そこへ先週は兄姉が来て、冷蔵庫には大量の食料品を詰め込み、
週末にかけて冷えないなと思ったら、完全にダウンしていました。
幸い冷凍庫の方は動いているので、その氷や保冷剤を入れて、
なんとか冷やしていましたが、土曜日にはどうにもならなくなりました。

古い冷蔵庫ですから電力消費も大きいし、ここらが買い換え時でしょうが、
最近のエコ冷蔵庫は小型のものがないので、購入費がけっこう高い。
ためしにジョーシンと山田電気に行ってみましたが、不思議なことに、
300L大の冷蔵庫の年間電気消費量は、400L大よりもはるかに高い。
小さい方が1万円なら、大きい方が5千円で済むという大幅な違いで、
これなら大きい方を買った方が、節電分だけで購入費の差額の元が取れます。

田中優さんの市民バンクなどは、最初はこうした違いに目を付けて、
大型の冷蔵庫を購入する資金を貸し付ける、と言う形で始めたと聞きます。
ちょうどこの家も家族が増えることですし、電気代が半額になるなら、
多少大型の冷蔵庫にしておくに、越したことは無さそうに思えます。
いちおう即日買うのはやめて、どの機種にするか1日考えようと思ったら、
帰り際にちょうど400L大の冷蔵庫が、オークションされていました。

ものはためしに、90,010円と書いて入札しておきましたが、
これだとジョーシン価格よりも、さらに一万円以上は安いと思いますし、
それでいてお遊び価格でもないので、案外落札してしまうかも知れません。
それならそれで買ってしまいますが、それでも9万円は高いですね。
古くなった冷蔵庫の引き取りに、5千5百円ほどかかるそうですから、
合計すればやはり10万円近くかかるから、車の車検代ほどです。

すでに13年目のワゴンRは、出来れば今年買い換えたかったのですが、
もう一回車検を通して、さらに乗り続けるしか無さそうです。
そう思って家に帰って考え事をするうち、非電化冷蔵庫を思い出しました。
今では有名になった、非電化製品を作っている藤村さんの作品の一つで、
太陽に向けて斜めにした天井の上には、黒い金属パネルが張ってあり、
中に熱交換の液体を循環させるだけで、冷蔵庫になる代物です。

どうせ代えるなら、こんな非電化冷蔵庫も悪くないと思うのですが、
冷凍庫の中身もあるし、自分で作らなければならないってのも面倒です。
今新しく買えば、これでまた20年はもつと思えば安いものだし、
と思って、結局はまた新しい電気冷蔵庫を買うことで済ませてしまいます。
これからまだまだ、壊れる家電を買い換える必要が出てくるでしょうが、
買い換え毎に消費電力を押さえていけば、まあなんとかなるか!(^_^;)