一本桜が満開でした♪

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10年間、自然農をさせていただいている頼成田畑は、
周辺がのどかな農村地帯で、背後には山並みをいただき、
反対側へ行くと庄川が流れている、豊かな地域にあります。
この地域の先人は、長い水闘争を経て農水路を整備し、
今ではどの田んぼも、水栓を回すだけで水が出てきます。

所々に神社やお寺があって、文化的な生活水準も高く、
立派な屋敷林に囲まれた家も、まだ数多く見られる。
こんな地域で、自然農をさせてもらえることはありがたく、
周囲の人たちとも、うまく付き合っていきたいですね。
同じ場所で、10年も自然農の作業をしていれば、
最初は物珍しく見ていた人も、今は普通に接しています。

田畑の近くには、道路沿いに花が植えられていたり、
畑の収穫物が、軒先にさりげなく干されていたりして、
昔ながらの暮らしが、今も続いている様子がうかがえます。
こんな土地柄ですから、墓地もなにげない場所にあって、
一本の桜が、何邪魔されることなく大きく枝を広げている。

今がちょうど満開なのですが、うまい具合に風もなく、
大きな木の端々にまで桜が満開で、誇らしげです。
昨日はこの下で、一組の夫婦が昼にお弁当を食べてました。
今日は昨日よりも良い天気ですから、気持ちよさそうですが、
僕は今日は一人で農作業の予定なので、弁当は持ちません。
少し早めに昼食を食べて、お昼頃からの農作業です。

昨夜は彼女と、ライトアップされた夜桜を見ながら、
大門川縁をそぞろ歩きましたが、少々寒かったですね。
やっぱり桜の花見は昼の方が、さらに快晴の空の下の方が、
いかにも春爛漫で、心浮き立つ感じが大好きです。
この自然に満ちた幸せを、経済のために壊されたくない。