なんと里山元気塾は、元気です♪

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南砺市農政課の、富田さんが中心になって開かれている、
「なんと里山元気塾」は、昨夜が第4回の講座でした。
参加人数は少しずつ増えて、今では30人近い人が登録し、
毎回20人以上の人が参加して、更に人数が増え続けています。
元々は若い人たちに、元気になってもらう企画でしたが、
今では年齢層も幅広く、様々なアイデアを持った人が集まって、
元気塾に相応しく、3時間が短く感じられる活気です。

平日の夜6時半からのスタートなので、遅れてくる人も多く、
昨夜も開始時刻には写真程度の人数でしたが、やがて増えてきて、
最後は座る場所が一杯になるほど、大勢の人が参加しました。
特に今回は4回目の講座となり、参加者の中間報告をしたのですが、
12人の人が企画報告をして、僕はその1番目を受け持ちました。
僕の企画はいつものように、南砺市型のクラインガルテンで、
今回は簡単な企画書にまとめたことで、見えてきたこともあります。

企画を書くときに、「地域の課題」「物語性」「具体的な内容」
そして「数値的目標」や「実現への手段」「連携先」など、
いくつかの要素は、欠かさず書くように求められていました。
そこでこれらに従って、考えながら書いた企画を発表するときに、
説明しながら話していて、三つの課題があることに気付いたのです。

一つは以前から言っているとおり、南砺市型のクラインガルテンは、
今まで農に縁遠かった人に、農的暮らしをするワンステップとなること。
二つ目は持続可能な循環型社会へ向けて、食と農の地産地消を目指し、
クラインガルテン内のエネルギーを、自立できるようにすること。
三つ目に南砺市型の特徴として、まちづくり条例の協働の精神を活かし、
企画段階から市民と行政、研究機関と企業が加わった協働事業とすること。
この三つが、今回の企画の柱になるコンセプトだと気付いたのです。

このあと、欠席した一人をのぞく10人の企画報告があって、
最後に、企画書の提出が間に合わなかった「まごたりん」の報告があり、
これが実に面白くて、会場はおおいに盛り上がって報告を終えました。
そしていつものように、岡田先生や大和田先生の話があったのですが、
今回はスペシャルゲストに、富山国際大学の上坂先生が来ておられ、
水力発電の利権を巡る、新たな流れなども話を聞かせていただきました。
先生方も参加者も皆熱心で、熱い議論に夜の3時間が流れていきました。