12月の「えんかふぇ」食事会

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昨夜は「えんかふぇ」12月の食事会&お話会、ってことで、
前半に自然農のお話をして、そのあと持ち寄り食事会になりました。
自然農の話に参加していたのは、8人くらいだったと思いますが、
食事会になる頃から少しずつ人数が増えて、一番多いときで14人くらい。
そのあと再び話が盛り上がって、途中で帰った人も何人かいましたが、
最後まで残っていたのが、やはり8人くらいだったでしょうか。
時計をみると11時を回っていましたから、4時間超の食事会でした。

8月の準備会を含めると、これで5回目の食事会になりますが、
何人かは参加する人も入れ替わりながら、ほぼ毎回常連の人もいる。
いい具合に刺激的な、楽しい食事会&お話会になっていると思います。
半数は、歩いてでも帰れるところに住んでいる人たちでもあり、
中にはお酒が大好きな人もいて、たいがい多少のお酒も回る。
だけど五箇山から来ている人もいるし、お酒が苦手な人もいるので、
強いて飲み会にはならず、自由に飲みたい人は飲んでいるのも気楽です。

毎回新しい人が加わっているので、一通りは自己紹介もしますが、
たとえ同じ人の話でも、そのつど新しい側面が見えるのも面白いですね。
こうして写真を見ていると、この場でなければ顔を合わせない人もいるし、
年齢、仕事、生き方などが点伝バラバラなのも、興味深い理由でしょう。
そんな様々な人の姿を、順番にスポットライトを当ててみようと言うことで、
次回は若手彫刻家の孝明さんをゲストにして、話をしていただき、
これを肴に食事会&お話会、と言うことに決まりました。

えんかふぇオーナーのエリーさんは、現在は他の仕事と掛け持ちですが、
その仕事は今月一杯で終了するので、来月からえんかふぇに本腰を入れる。
具体的に何をするかは、まだほとんど決まっていないようですが、
高岡の「ひとのま」のように、都市部のコミュニティカフェとは違う、
何か新しい“縁”や“絆”を探る場所になるような気がします。
特にこのカフェがある井波という場所は、彫刻家ばかりではない、
陶芸家や俳人など、文化人やアーティストが多く住むところでもある。

これから新しく、持続可能な循環型社会を育んでいくためには、
単なる食とエネルギーの循環ばかりではなく、文化の循環が大切であり、
伝統文化が豊かな南砺市で、新しい文化を育てていくことが鍵になります。
昨夜このカフェに集まった人だけを見ても、起業家、実業家、政治家、
彫刻家、イラストレーター、小説家、技術者、サラリーマン・・・
およそ同じような人が2人とはいない、個性豊かな面々でした。
こうした違う人の組み合わせが、新しい文化を生むような気がします。