「持ち寄り昼食会」

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サンタの森を使った自然農講座で、夏の楽しみは昼食会です。
今年は12人の受講生の内、10人が参加して、
さらに家族で参加された人や、今回飛び入りの人もいて、
合計15人+子ども3人の、持ち寄り昼食会になりました。
しばらくぐずついていた天気も回復して、気持ちのいい晩夏に、
一品料理を持った人たちが、レストハウスに集まります。

僕はなるべく、この場所で収穫したものを使おうと思い、
ラッキョウの甘酢漬けと、同じくラッキョウの佃煮を持参です。
そのほかに、主催者として古代米入りのご飯とみそ汁、
このみそ汁の具材も、自然農畑で取れたものを使いました。
特にネギは、わざわざ植えて育てたものではなく、
残してあったネギ坊主の脇から、分蘖して出てきたもので、
これがとても美味しいので、自分でも驚きました。

収穫できたたくさんの野菜を、トマト煮にしてくれた人もいて、
これがメインディッシュになりましたが、そのほかの料理も美味しく、
15人、一人2種類の料理を持ってきてくれた人もいて、
20種類くらいの料理で、テーブルが所狭しとなりました。
少しずついただいても、全種類食べたらお腹が一杯になりますが、
自然農ほか食べ物の話などをしながら、楽しく食べていると、
ついつい食べ過ぎて、お腹が苦しくなってしまいます。

小さな子どもたちも、みんなと一緒になってテーブルにつき、
時には走り回ってみたり、いただいたものを嬉しそうに食べたり、
1時間半の食事会のあいだ、僕らを和ませてくれました。
南砺市の市民講座も富山県の市民講座も、人の交流を大切に謳い、
いわゆる講座だけではない、親睦交流会は盛んですが、
僕はそこに、家族が自由に参加できればもっといいと思うので、
どんな企画も、自由に子連れで参加いただけるようにしています。

それぞれに工夫されて、手の込んだ料理もあったので、
一つ一つレシピ付きで紹介したいほどでしたが、今日はこの写真、
もしかしたらもう使えないかも知れない、レストハウスの様子です。
ここの責任者だった加藤さんが、先月お亡くなりになって、
現在の講座が修了したところで、もう使えなくなるかも知れない。
そんな気持ちで、最後の昼食会を終えることになりました。

加藤先生のご冥福をお祈りします!