雨降り作業

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朝から町内の草刈りだったのが、台風の余波で中止になり、
僕が企画している自然農講座の方は、山畑での実習日なので、
中止するかどうか、夜明けと共に起きて迷いました。
僕の都合だけなら、迷わず中止してしまうところですが、
参加者の中には、平日は参加できない人もいるわけですから、
そうなると、次の週末まで一週間も延期することになる。
今の時期、種下ろしが一週間遅くなるのは作物に厳しいのです。

そんなわけで、僕は一足先にサンタの森へ行って様子を見て、
特に問題はなさそうだと判断して、今日の講座を開催しました。
大きなレストラン棟があるので、ミーティングに不安はありませんが、
そのあとのフィールドワークでは、今日は参加する人しない人、
自由にそれぞれ、自分で判断してもらうことにしました。
僕は参加者に雑穀の種を配るだけで、農作業しないつもりでしたが、
区画割りを見ているうちに、少し農作業の指導もしました。

雨具は上半身だけ着けて、下半身はジーンズのままだったので、
それがすっかり濡れてしまい、急いで帰宅して着替えです。
午後から砺波頼成の田んぼで、畦塗りの作業も予定しているけど、
この雨の中で、本当にやっているのか心配になって電話しても、
電話口に出ないのは、畦塗りをしていると判断するしかありません。
家で昼食を取って、それから頼成の田んぼへ行ってみたら、
やはり雨の作業は大変で、作業を切り上げて帰ろうとしていました。

それでも午前中には、みんなで頑張ってくれたわけですから、
何人か残って作業を続ける人と、僕も一緒に頑張ろうと思い、
すぐに畦塗りを始めたら、他のみんなも帰らずにやってくれました。
おかげで作業は順調に進み、2時間もしない内に残り作業が終わって、
今日中には出来ないかと思われた畦塗りは、みごとに全部終了です。
今度はしっかり上下の雨具を身につけていたのに、僕はまた濡れて、
すぐに家に帰って着替え、疲れて彼女と一緒に昼寝しました。

夕方に起きて、1時間ほど一緒に「自然学」の勉強をして、
彼女を家に送っていくときは、かなり激しい雨が降っており、
あとで天気情報を見たら、大雨警報が出ていたようでした。
北陸の梅雨入りはまだなので、この雨も二日ほどで止んだあとは、
またしばらく晴れの日が続き、そのあとは梅雨入りになりそうです。
次の晴れ間には、大豆類を種下ろししなくてはならないし、
合間を縫って、サンタの森での作業ももう少し残っています。