太陽の力

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昨日から天気は良くなったので、この間に少しでも屋根雪を溶かし、
今年は屋根雪下ろしをせずに済まそうと、ストーブを焚き続けました。
昨夜からの晴れによる放射冷却で、午前中はなかなか気温が上がらず、
これでは雪が消えないのではないかと、少し焦ってもみましたが、
昼前から太陽が顔を出すと、一気に周囲の雪が溶け出しました。

屋根雪も順調に溶けだして、家の中でも溶けて流れる水音が聞こえ、
3月上旬の気温になったとの情報も、身に染みて感じられます。
空気が澄んで気持ちのいい快晴の中を、Mさんと二人で散歩して、
今日は節分でもあるので、安居寺(あんごじ)へ行って豆をいただき、
家に持ち帰って、いっちょまえに「鬼は~外、福は~内」もやりました。
もったいないので、ちょっとしか撒きませんでしたけどね。

外を車で走っていると、路上の雪が道路脇で高い壁になっており、
交差点を通るときは、横から出てくる車の様子がまったくわかりません。
当然広い道へ出ようとするときも同じで、走ってくる車が見えない。
これじゃあちこちで交通事故が起きるのも、わかるような気がします。
本来なら見通しのいい、信号機のない交差点での出会い頭が、
この雪では視覚不良で、おそるおそる出ていくしかないのです。

それにしても太陽の力は凄まじく、見る間に町の様子が変化して、
出掛けたときと帰ったときでは、町の様子が違うようにさえ見えます。
この勢いで3日もすれば、屋根雪だって消えてくれそうですが、
雪の力は見かけの積雪量だけではなく、溶け気味で凍ったのも恐い。
実際に家の戸のあちこちでは、雪の重みで開かない戸が出てきました。
木の桟のサッシ戸などは、無理に動かして桟が削れてしまいました。

見かけ上の屋根雪は大幅に減っても、この戸がスムーズに動かないと、
安心はできないし、次の寒波での雪を心配する必要があるのです。
でもまあ週間天気予報を見る限りは、当分本格的な寒波はないので、
外の太陽と家の中のストーブで、早く屋根雪に消えていただきましょう。
明日はもう立春ですから、このまま春になればいいのですが・・・