カラ寒波

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連日厳しい寒さが続いて、表の引き戸が凍り付いたり、
水道管のつなぎ目が凍って破裂したりしています。
だけどこの冬が、比較的ゆったりしていられるのは、
不思議と砺波平野には、雪が少ないからでしょう。

山陰地方で、屋根雪を下ろしていたりするのを見ると、
他人事ではなくて、心からご苦労様と思うのですが、
今のところ僕の住む町では、屋根雪を下ろす必要がない。
それどころか、融雪装置のおかげもあって道路に雪がない。
カラ梅雨ならぬカラ寒波の様相で、不思議なのです。

異常気象がどう出るかは、実に予測が難しいようで、
天気予報で、長期予報が当たらないのは仕方ないとしても、
一週間先の予想も当たらないし、明日の予報も外れる。
外れて当たり前だと観念して、参考にする程度だけど、
強い寒波が来ると聞けば、やはりそれなりの備えはできる。

この一週間は、今期一番の寒波と聞いていたので、
連日の除雪を覚悟して、せめて屋根雪は勘弁してほしい!
と思っていたら、凍り付く寒さが続いた割には雪が少ない。
雪国暮らしで、雪の大変さを知っているからこそ、
この雪の少なさは、何よりも有難く感じたりするのです。

写真は年末に撮った、八尾の大長谷の山の様子ですが、
さすがにこのあたりは、今頃深い雪の中でしょう。
そんな時は、どこへも出掛けない覚悟をしてしまえば、
家族仲良く、ぬくぬくと暮らすのもいいように思うけど、
なかなか皆さん、そうはいかないようでして・・・

他人事ではなく、僕も今日は午後と夜に用事があって、
道路に融雪装置があることを、有難く思ったりするのです。
人類は何千年も掛けて、これだけ豊かになったのだから、
もう少しゆっくり、愛し合う暮らしをしたいものです。