雪下から野菜

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今年は、寒い割には雪の量が少ないので、
雪の下になっている野菜が簡単に掘り出せます。
今回は、大根と白菜とブロッコリーを掘り出して、
値段の高い冬野菜に充てるために、持ち帰ります。
ニンジンやネギも持ち帰りたいところですが、
今回は見送って、またの機会に挑戦してみます。

昨日は天気も良くて、忙しい一日でした。
午前中から大忙しで、いくつかの文書を書いたり、
午後にはFMとなみで、童話朗読の収録があり、
それからアピタの火曜特売で買い出しをして、
TUTAYAでレンタルしていたCDを返しました。
そのあと、畑で雪下から野菜を掘り出したのです。

家に帰ると、町内会の新年総会の案内をして、
参加者から集めたお金を、担当者に届ける。
これは僕が今年、町内会の三班の班長なので、
隣近所9軒の、世話係当番になっているからです。
ご近所班長としては、班の新年会もあって、
こちらは日時も自分で決めなくてはなりません。

さらに南砺市議会の市民会派の集まりがあって、
こちらは、市に関する様々な情報源として大切で、
出られる限りは出席しておきたいのです。
かくして朝から晩まで、忙しい一日だったのです。
これも大切な社会貢献だと考えてのことですが、
世間的には、認められることもなさそうです。

マスコミでは、伊達直人のランドセルが人気で、
年末年始に掛けて、多くの篤志家がそれに続いた。
つまり物やおカネが届けられると喜ぶのですが、
直接労を厭わず社会貢献しても、取り上げられない。
この程度が、企業マスコミの限界のようで、
個々の人はさらに進んで、助け合う輪を広げます。

雪下の野菜は、総てまかなうには少ないけど、
総てを買い物に頼ることの、危うさを思うにつけ、
やっぱり大切なものだと、あらためて思います。
同じように、総てを物やおカネで考えるのは危うく、
非力でも直接労力によってもたらされるものに、
限りない可能性と、安心を感じるのです。