本田圭佑の芸術的なゴ~ル!

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特別どうしても見たかったわけではないのに、
最近早寝の僕が、ちょうど寝に入る時刻に始まった、
ワールドカップの日本×カメルーン戦を、最後まで見ました。
なるほど、岡田監督はもうワールドカップの戦い方を知っていて、
日本もカメルーンも、絶対に点を取られたくない戦い方です。
その中で、針を穴に通すような本田のゴールは見事でした!

サッカーの国際試合を見るのは、もう珍しくありませんが、
やっぱりワールドカップというのは、特別なもののようですね。
各国の選び抜かれた代表選手が、全力を尽くす姿は美しいし、
日本の選手もカメルーンの選手も、見応えのあるテクニックで、
適当な時間に寝てもいいと思っていた僕は、眠れなくなったのです。
「ゴールチャンスは一度あるか二度あるか」と言っていた本田は、
その数少ないシュートを、芸術的に決めてくれました。

90分間走り抜いて、守備のためには決して気が抜けず、
その中で一度か二度、あるかないかもわからないチャンスを決める。
その一瞬が、日本中の大勢の人たちの心に感動をもたらすのです。
コミュニタリアニズム愛国心は、軍事に向かえば悲惨だけど、
人類はこうしたスポーツで、そのアイデンティティを養ってきました。
環境を破壊して多くの命を奪う、やり直しのきかない戦争ではなく、
オリンピックやワールドカップで争うなら、いいでしょう。

僕自身は子どもの頃から、争いごとが好きではなかったし、
体も強くはなかったので、スポーツ選手なんて考えたこともない。
だけど代表選手の一人一人の個性を見ていると、人間ウォッチとして、
多くの興味深いものを感じないではいられないのですが、
特にこの本田選手を見ていると、人間の在り方を学びます。
あるかないかわからないチャンスのために、4年間全力を尽くす。
そして巡ってきた一瞬のチャンスに、その全ての成果を注ぎ尽くす。

岡田監督も、直前の練習試合で一度も勝てなかったことから、
毎度のことながら、マスコミからはたくさんの批判を受けたでしょう。
だけど揺るぎなくぶれない態度で、本戦に向けての準備を整え、
代表選手たちは、その方向へ心を一つに纏まってきていたのです。
次のオランダ戦もなんとかして、決勝トーナメントに進んで欲しい。
こんな興奮なら、いくらあってもいいものだと思うのです~!