シャキット総会&学習会

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「シャキット富山35」の総会と学習会がありましたので、
ウイングウイング高岡の研修室へ行って、参加してきました。
正式名称は「男女共同参画社会基本法ネットワーク in 富山 35」で、
発足当時に富山県内で35(合併後15)だった市町村に住む市民が、
男女共同参画社会基本法を実効性のあるものにすることを目指して発足。
富山市のサンフォルテと、高岡市の男女平等推進センターを拠点に、
男女平等の実現を目指して、様々な活動をしている団体です。

僕が参加したのは、5年前の北陸平和映画祭を企画実行したときに、
映画「ベアテの贈りもの」を上映するに当たって、ご協力をいただき、
その後は僕がこの活動に賛同して、会員となり、現在世話人をしています。
高岡では、「ぴ~すフィルムネット」の活動もしているのですが、
フィルムネットでは主に映画を使った活動で、それ以外はシャッキット、
県内の活動的な女性引っ張られながら、様々な活動に参加しています。
活動内容は多岐に富んでおり、DV、環境、子どもの権利、労働条件など、
その中で僕が直接参加しているのは、「政治参画プロジェクト」です。

この政治参画プロジェクトでは、政治に女性の声を活かすことで、
破壊的となった経済拡大政策を改め、富山の豊かな自然と人を活かす、
弱者に優しい循環共生型の社会を、広めていきたいと考えています。
そのために、高岡市議会、富山市議会、富山県議会、そして国会議員と、
それぞれの議会議員に参加してもらいながら、勉強会を開き、
そこで養った知識や考えを基に、社会の改革に提言を試みています。
まだ実現力は弱いのですが、内容的には日本各地の平和人権活動と繋がり、
情報交換をする県外の会員も、確実に増えてきているのが楽しみです。

さらに今年は、この「シャキット」や「ぴ~すフィルム」が登録している、
Eネットと呼ばれる活動団体の連絡網の、年に一番大きなイベントで、
日本の男女平等をリードする、三井マリ子さんの講演会を開くことも決まり、
この企画に合わせて、僕も議会・行政のクオータ制を取り上げています。
そのほかシャキットには、富山県内で活動する様々な市民団体の人がいて、
こうした活動の情報は、毎月発行の「シャキット情報」にも出ています。
年間2000円の会費で、かなり内容の濃い情報誌を得られますので、
関心のある人は、ホームページの案内をご覧ください。
http://shakitto.takaoka.hometown.jp/

シャキットやぴ~すフィルム、もう一つ会員となっているNPOの活動は、
そのつど僕のブログでも紹介していますので、その内容などから、
参加してみたいと思われた方は、連絡いただければ情報を送ります。
強者による強者のための政治を、弱者とも共生していく政策を求めて、
住民自治基本条例の作成や、協働の実現に向けても、参加していく。
これは何も苦役をするわけではなく、より納得いく生活ができるように、
自分に出来ることをまず行動することで、主体的に社会を作るのです。
より多くの人が、意見交換と共に参加されることを望みます。