源氏物語と朗読の御縁

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すっかり春の陽気で、そろそろ冬衣は暑苦しいか?
と思うけど、これがまだ2月なんですよね!
朝夕の時間帯には、花粉症の症状も始まったので、
外出する時は、多少呼吸が暑苦しくてもマスクをします。

今日は月一の「源氏物語・勉強会」があって、
古い元小学校の木造校舎2階へ、いつも通りに集まりました。
知らない顔もあって、場所を間違えたかと思いましたが、
どうやら、新しく勉強会に参加されることになった人たちです。

一人は先日、音訳ボランティアの研修会に顔を出されていた人で、
どうやら本格的に「朗読会」を催される実力のある方でした。
そしてもう一方は、奈良にお住まいで大学の講師をなさっている、
だけど源氏物語は素人の、お喋りの好きな方でした。

お二人とも、砺波平野と関西を行き来して暮らしておられ、
若い頃から、いつかは源氏物語を!と思われていたそうです。
考えてみれば、僕らに源氏を教えてくださる谷口先生は、
どんな人にも教えられるだけの、知識を持たれる方なのです。

もともとは、子育て市民活動の繋がりで知り合った人が、
僕が朗読や源氏物語に関心があると知って、誘っていただき、
それからもう、気が付けば3年以上になるでしょうか!
ほぼ毎月、僕の方が欠かさずに参加するようになりました。

先生も魅力的なら、参加者もすてきな人たちばかりで、
皆さん、子育てや、朗読や、福祉に繋がりをもたれている。
政治参画や、協働や、環境平和活動は大切に違いないのですが、
活動がなぜ大切かと言えば、自由を広げるためでしょう。

文化的な活動と、政治的な活動と、生産的な活動とが、
信頼できる人間の、緩やかな繋がりによって広がっていく。
自給自立を基本とした循環共生型の社会とは、こんな風にして、
日々の暮らしに少しずつ根を広げて、成り立っていけばいいですね!