眼鏡のレンズ交換

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すでに20年近く使っている、お気に入りの眼鏡ですが、
レンズの表面に細かい傷が増えて、見えにくくなりました。
ジョン・レノン」ブランドで、丸いレンズのこのフレームには、
最近のレンズには珍しく、「鼻当て」ってものがありません。
目からレンズの距離が近くて、親密な一体感があるのです。

ただし、買った当初のメッキが次第に禿げて、10年前には、
直接鼻の当たる部分が、金属アレルギーを起こすようになりました。
そこでメッキをし直そうと思ったのですが、やたらと高額です。
バカバカしいので、しばらく使わずにいたのですが、
その部分に糸を巻き付ければいいのでは?と気づきました。

実際にやってみたら、これがとても快適な装着感だったので、
それ以来、10年近くこの状態で使い続けてきたのです。
今更近視の度数も進まないのですが、やがてレンズの表面が、
細かい傷が溜まって、ちょうど真ん中の部分がクリアにならない。
20年も使い続けたレンズだから、これは仕方がないでしょう。

そこでレンズだけを変えようと、ある眼鏡屋さんへ行って、
料金の見積もりをしてもらったら、これがあまりにも馬鹿高い!
買った当時で、一番高価な非球面レンズだったことは確かだけど、
かなり度数も高い僕の場合、セットで6万円だというのです。
半額セールで3万円だと言われたって、やっぱり高すぎます。

いくら良いレンズでも、これでは変える気になれなくて、
当分はもう一本の予備眼鏡で、我慢しようかと思っていました。
ところがたまたま、すぐ近くに別の眼鏡屋があったので、
念のために値段を聞いてみたら、セットで12,500円でした。
レンズが違うのかと思ったら、同じHOYA非球面レンズです。

かたや半額で3万円だと言われた、同じレンズ交換が、
別の店では定価で12,500円だなんて、おかしいでしょう。
この値段ならいいだろうと了解して、その場でお願いしましたが、
半額だから安いと思って買っていたら、騙されたも同然です。
わかってはいても、「半額セール」に騙されてはいけませんね~!