外国人の目から見る富山

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南砺市民大学講座に「外国人の目から見る富山」があって、
無料で受けられることもあり、申し込んで、昨夜が第一回目でした。
興味があるから申し込んだのですが、内容の詳細がわからなくなり、
南砺市のサイトを開いてみましたが、確認は出来ませんでした。

全7回のシリーズで、それぞれ違う国々から来た人たちが、
現在のその国の様子や、富山に来て感じたことを話してくれる。
大都市ならいざ知らず、南砺市のような地方都市では貴重な催しです。
しかも7カ国となると、どんな国から富山へ来ている人があるのか?
大いに関心を持って参加したのですが、第一回目はロシアでした。

今回講師をしてくださったのは、アスタナシャ・シェルバチェクさん。
若くて美しい彼女は、ウラジオストックから富山大学に留学して、
やがて富山が好きになって、卒業後は富山で仕事に就かれたそうです。
日本の十倍以上ある広大な面積に、日本と変わらない程度の人口で、
温かい地域でも富山よりは寒い、極寒の国土に、他民族が住んでいる。

日本に暮らしていると、ロシアの情報は他国に比べて少ないので、
たまにニュースで流れてくる、民族対立や軍事介入ばかりが目立ちます。
だけどアスタナシャさんの話では、ソ連崩壊後のロシアでも、
生活している人たちに国境意識は薄くて、行き来も活発だとのこと。
知らないと誤解しやすいので、もっとロシアのことも知りたいものです。

簡単なロシア語の紹介や、初対面の挨拶の仕方なども教えてもらい、
いい雰囲気での講習会だったのですが、僕は残念ながら疲れのためか、
途中で眠気に襲われて、気づくと30分ほど意識を失っていました。(^_^;)
と言うわけで、一番肝心な話を聞かなかった可能性はありますが、
最後はロシアでよく行われている、遊びを一つ教えてもらいました。

それがこの写真なのですが、小さなコイン一つだけを手に持って、
かけ声を掛けながら順繰りに隣の人に渡していく、あるいは渡さない、
そんな輪の真ん中に当番がいて、コインを持っている人を当てるのです。
シンプルだから楽しい、ゲームを最後に、みんな笑顔で解散です。