シャンプーしない髪

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もともと僕は、化学薬品にアレルギーが多いので、
自然農を始めてからは、台所では洗剤を使わないし、
お風呂やトイレを含む家の掃除にも、化学洗剤は使わない。
2~3年に一度、目地のカビやアンモニアの固まりには、
やむを得ず化学分解する薬品を使うことはあるけどね。

そんな状態で過ごしていたところ、洗髪に関して、
気節の移り目や寒い時期に髪を洗うと、風邪をひく!
のを思い出して、それなら髪を洗わなければどうなのか?
野生動物は、髪?を洗わなくても体毛の艶はいいのだし。
と思って、髪を洗うことを減らしていた時期もありました。
でもずっと髪を洗わないと、ムズムズしてくるので、
シャンプーをやめて、お湯洗いだけにしてみました。

これが具合良くて髪の調子もいいし、風邪もひきません。
そこで今年の正月一日にシャンプーしたのを最後に、
どのくらい平気か試しているのですが、いまだに快調。
まだ当分は、シャンプーなんかしないで過ごします。

髪はシャンプーしなければならない!なんて誰が言ったのか?
毎日マスコミの広告を見続けていると、疑うことを忘れて、
高いお金を払って、シャンプーや歯磨きを買って使わないと、
人間がどんどん臭くて汚くなって行くみたいに思わされる。
だけどそのほとんどは不要な幻想で、必要なものは多くない。

すでに三ヶ月半以上、シャンプーしていない僕の髪は、
一週間に一度お湯洗いをして、ブラッシングするだけで、
油分も適度にあって、ブラシの通りも良く、臭いもしない。
シャンプーは使わないぞ!と決めたわけでもないのに、
シャンプーすれば風邪をひくのを避けてみているうちに、
シャンプーなんて必要ないことがわかってしまったのです。

もちろん個人差もあるけど、必需品でないことはたしかで、
たとえば女性の身だしなみには、絶対に欠かせないだなんて、
百年前には、そんなものは無いのが当たり前だったのです。
そう思えば、僕らはいかに不要品に囲まれて暮らしているか!
中世パリのように都市環境が悪ければ、香水も必要でしょうが、
現代のように、都市でも清潔な暮らしが出来るようになれば、
香料よりも、直接花の匂いでも感じて暮らしたいものです!