初雪でした!

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朝から今年一番の寒さで、少々体調も悪く、
源氏物語の勉強会は、電話をして欠席しました。
午前中は家でおとなしく、ネット作業をしていたのですが、
午後には、今日やっておきたいことが、いくつかあって、
暖かい服装をして、車で砺波まで出掛けてきました。
そのときに撮ったのが、この写真です。

井波の町に雪はないのですが、砺波側には雪があって、
もう真冬を思わせるような積雪が、路上にもありました。
すっかり手もかじかんで、そろそろ暖房の季節ですね!
僕の家には、まだ暖房器具を出してないので、
寒いなあ!と思いながら、毛布にくるまったり、
熱いジャスミンティを飲んだりして過ごしています。

特段に暖房しないつもりもないのだけど、
あまり自分の体を弛めてしまいたくない気持ちもあって、
出来れば今月中は、暖房なしで過ごそうと考えているのです。
お風呂にはいる時以外は、給湯器も使っていません。
炊事も歯磨きも全部水で、無理しない程度に我慢です。
自分で挑戦する我慢は、楽しかったりもします。

この半世紀の間に、日本人は欧米に習って、
何でも合理的に考えるようになって、楽ではあるけど、
目の前にあるものとの対話が、出来なくなった気もします。
自然界との直接対話が無くなって、知識で何でも考える。
計算高く合理的にものごとを考えるようになった結果、
命にとって大切な感受性を失ってきた気もするのです。

太陽や青空と同じように、風や雨とも対話していれば、
すべての自然現象は、自分の一部だとわかってくる。
都合の良いことだけを受け入れて、感受性を殺すのでなく、
寒さを知って暖かさを知り、物事の本質に触れていく。
なあ~んて、難しいことを言わなくったって、
冷たい雪の美しさに、心は自然に惹かれるのです。