立ち止まって

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昨日の続きで稲刈りをしに行こうと思い、
準備万端整えて、車を出そうとした時点で、
わずかながら小雨が降ってきました。
まだあわてるほどのこともないだろうと思い、
今日の稲刈りは中止にしました。

なるほど、部屋に戻って天気予報を見直すと、
昨日の予報では午後まで持つはずだった天気が、
午前中から、一部傘マークになっています。
そのかわり明日の傘マークがなくなっているので、
稲刈りは明日に延期ってことでいいでしょう。

現代人は毎日時間に追われているので、
予定通りに物事が運ばないとパニックですが、
僕はどちらかと言えば、状況に応じて判断します。
良くも悪くも、納得できない行動はしない。
言い換えれば、わがままだって事ですが・・・

見てください、この子どもの頃の写真!
一人前に難しい顔をして、何を考えているのか?
物心ついたときから、いろいろ考え込む性格で、
滅多にニコニコ笑うことはなかったようです。
きっと、可愛い子どもではなかったでしょうね。

学校でも、どちらかと言えば黙して語らず、
口を開けば理屈っぽくて、いや~なヤツでした。
なにせ「人間性よりも真実が好き」だったような、
きっと扱いにくい子どもだったでしょうね。
この性格は、長く変わらなかったと思います。

穏やかな田舎暮らしに飽き飽きしていた僕は、
東京での学生暮らしから、就職活動もしないで、
旅の生活を続けるようになっていました。
納得出来ない方向へ進むなら、立ち止まって、
何度でも自分を見つめなおせばいいと思っていた。

その都度、最善の道を選んだつもりでいても、
時に状況は変化して、なすべき事も変わってくる。
利益ばかりを追い求める会社に疑問を持った時も、
やめてどうすればいいかは、わからないままで、
それでも、立ち止まることは出来たのです。

おかしいと思いながら、納得しないまま進めば、
自分が望む方向になど、行けるはずがないのです。
それどころか、望む方向から離れていってしまう。
惰性に流されれば、自分を失うだけだから、
その時こそ立ち止まって、考えればいいのです。

この命は、何処へ向かおうとしているのかをね!