急に涼しくなりました

お盆のあいだ、断続的に雨が続いたと思ったら、
これが寒気からの雨だったようで、急に涼しくなりました。
それまでは、家の中では裸で過ごしていても暑かったのに、
今朝なんかは、半ズボンでは足元が寒いくらいです。
暑いことを言い訳に、ゴロゴロしていられなくなるかも。

とまあ心では思っているのですが、身体の方は動きません。
すっかり夏バテだか夏ボケだか、ぼや~っとしています。
それでもこの先一週間は、高岡市との意見交換や、木曜試写会や、
田んぼの下見や、枝豆パーティの案内や、Eフェスタのポスター、
そして週末には読書会も控えているので、準備もあります。
その間を縫って、自然農の農作業もやらなくちゃならない。

こんなことをやっていては、原稿など書けるはずもなくて、
時が来たら雑務から手を引くつもりが、まだ続けているのです。
これって惰性でやっているだけかもしれない、と思いながら、
それでも誰かがやらなくちゃならないことだと思うから、
うまく止めるきっかけも、掴めないでいるのかもしれない。

産業化によってかなり壊されたとは言っても、季節は巡り、
いよいよ秋の風が吹くようになれば、季節の仕事も待っている。
豊かな四季の自然に恵まれたこの国では、季節ごとの作務があり、
その作務をこなしていれば、誰もが暮らしていけました。
でもそれはこの国が豊かだった昔の話で、今は破壊されて、
コンクリートアスファルトとお金だけが増えました。

人を育む自然を破壊して、墓場のような鉄筋都市を造って、
そこに大勢の人材・消費者を詰め込んで、何をしているのか?
ほとんどの富を独占する一握りの富裕者と、大多数の奴隷!
多くの人々が何故奴隷制度から逃げ出そうとしなかったのか?
管理された奴隷であることに安心する人々がいると聞いた。

まるで信じられない過去の歴史は、気が付くと目の前にもある。
おカネを稼がないと生活出来ない!と思い込んだ人々は、
やがて経済を守るためには軍隊の出動も致し方ないと思い込む。
何を言っているのかわからない人は、あまりにも無知でしょう。
あらゆる戦争が、こうした偏狭な思い込みによって起きることを、
平和憲法を持つ国であれば、しっかり教える必要があるのです。