おかえり

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富山県民カレッジの、自遊塾講師を紹介する枠で、
FMいみずの番組にゲスト出演させていただきました。
夕方5時から45分くらいでしたから、帰宅途中に、
車の中で聴いてくれた人が、少しはいるでしょう。
小さなコミュニティFMだからこそ、地元に根ざして、
となみ野で行う活動の紹介には、適していたはずです。

紹介したのは、自遊塾講座「新しい生き方を探る読書会」
内容については、このブログに何度か書いていますが、
番組の中では、どうしてそのような講座を始めたのか!
今の世の中にある常識に、疑問を持つ大切さを話しました。
経済優先の政治によって、破壊される沖縄の珊瑚礁を見て、
自分が美しいと思った感動を、他の人にも伝えたいと思った。
これが環境保護や、今ある常識を疑うきっかけだったのです。

その他に、今週金曜日の「六ヶ所村通信 №4」上映会と、
鎌仲さんの活動を含む、最近の動きを少しお話ししましたが、
番組中で、絢香の「おかえり」をリクエストして聴きました。
最近は若い人の歌に、さりげなく共感出来るものが多くて、
この曲も初めて聞いたときから、とても心惹かれたのです。

 また平気なフリをして
 悲しみの色を塗りつぶして 笑ってしまうんです
 信じることの大切さを わかっているのに
 いざという時 疑ってしまうんです

こうした感覚はとてもよくわかるし、その救いとして、
「おかえり」という受け入れの言葉は、よく似合います。
僕らは何年か前の、まみあな活動の時に、ホストの満理さんは、
常連の人が来ると「おかえり」と言って迎えてくれました。
その時の感覚を思い出して、おもわず幸せを思ったのです。
そしてさらに、もっと心を惹かれた歌詞が続きます。

 自分のことばかりを考える大人はズルイんだと
 思っていたんです
 でも必死で考えることを
 叫んでる人もいるんだと やっと知ったんです

自遊塾講座も含めて、僕らは様々な市民活動をしていますが、
それは環境・平和活動も同じ、これから生まれてくる子どもたちに、
少しでもよい環境を残して、僕らが感じた喜びを伝えたいからです。
地域や世代を越えて、生まれてきたことの感動を分かち合いたい!
そう思って必死に考え、活動しているわけですが、この歌は、
それをちゃんと見て、わかってくれる!って詩なんですよ♪

僕の数ヶ月分の生活費を、一泊の宿泊費に使う会議の参加者たちは、
けっして、僕ら小さな市民活動を理解することはないだろうけど、
絢香の歌詞は、「私はちゃんと受け止めたよ!」ってメッセージです。
この心の通い合いがわかるから、「おかえり」が嬉しいのです。
池田晶子さんから受け取った「善く生きる」に喜びが繋がるのです。
この歌詞を、20歳の絢香自身が作っているのも、次の世代への希望です!


絢香の「おかえり」CDは、こちら(↓)から購入出来ます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0016OM44O?ie=UTF8&tag=isobehon-22