赤い金メダルを承認! 中国が驚きの記者会見



赤い金メダルを承認! 中国が驚きの記者会見

北京五輪組織委員会の劉淇会長は、中国国内での聖火リレーを開始するにあたって記者会見を行い、併せて北京オリンピックでのメダルのデザインについて発表した。「世界の平和と友好を象徴するために金メダルの色を赤くすることを決定しました。これは、世界中の民族が差別なく一つの夢、一つの血潮でつながっていることを意味しています。今後は赤い色の金メダルが定着していくことを期待しています」と五輪の歴史始まって以来の大改革提案を打ち出した。

記者団からの「赤い色が中国共産党をイメージさせるのでは」との質問に、劉淇会長は「赤い色のメダルは、拝金主義をイメージさせる金色よりも適しており、世界中で最も好まれる色だと認識しています」と語った。また、ラサで流されたチベット人の血を連想させるとの問いかけには、「チベットで失われた命が無駄になることなく、その人々と残された家族の幸せを願う意味でも赤いメダルには価値がある」と断言した。

さらに「銀メダルと銅メダルは緑色にすることも決定された」との驚きの発表も続いた。「中国は環境先進国としてアジアを牽引しています。グリーンというカラーは中国の環境保護政策を象徴する上で最適の色になります」と発表した。汚れが懸念される大気、緑色に汚染された川について記者から皮肉を交えた質問が集中すると「ねつ造された写真に惑わされないでください。大気汚染に見えるのは霧です。また、緑色に見える川は豊かな水草によるものです」と一蹴した。「中国は緑色のスプレーをかけるのが好きなのか」と記者が反撃する場面もあった。

IOCの広報部は、五輪でのメダルについての規定はあるが、あくまでも材質についての規定であり、色についての規定は想定外と語る。

メダルの裏側に描かれた中国の地図に沖縄が含まれていることを記者から指摘された劉淇会長は「あくまでもサンプルのメダルだ」と強調。「将来の中日の友好関係を国内外に示す上では、日本にとってのメリットはあるかもしれない」と臆することなく説明した。

また、北京五輪組織委員会の広報部が配付した表彰式取材要綱に付記された一文も大きな問題として質問が集中した。「表彰式では優勝者の国歌が使用されるが、それに先立ち、毎回、中国国歌も流すものとする」という指針だ。この指針によれば、すべての表彰式で中国国歌が演奏されることになる。劉淇会長は「あくまでも開催国への敬意であり、国際社会では慣例となっていくことだろう。また、人口比率では、世界で最も多くの人々に愛唱されている歌なので問題はない」と強気のコメントを伝えた。

今回の劉淇会長の発表を受けて、EU諸国の五輪不参加に拍車がかかるのは必至と思われる。

驚きの記者会見ですね!
おねえさんの独占取材です!
記事を一生懸命作成しました。

4月1日版です(笑)。