富山県のワースト1

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県別に見ると、富山県民は一人あたり、
イカーでガソリンを使う量が最も多い!
ワースト県民だとNHKで表示されていました。
いくらガソリン価格が上がろうと関係なしに、
何処へ行くにも、車に乗るのが当然な県民です。
これこそ、間違った豊かさの典型でしょう。

公共交通機関がないのだから仕方がない。
そうとも言えますが、地域作りを間違えている。
日常生活が、車を使わないと用を足せないし、
その機能もばらけていて、移動して回るしかない。
さらに今でも、車用の道路造りを優先している。
車に頼らなくてもいい街作りの発想がないのです。

富山市では、ライトレールなどを使って、
公共交通機関による市街地活性化を進めているけど、
住民の多くは郊外に住んでいる現状の中で、
その恩恵にあずかれるのは一握りの人でしょう。
圧倒的多数の人は、相変わらず車で移動するのです。
このワースト1の状態は、当分続くしかないかも。

行政は相変わらず車中心の地域作りを進めているけど、
オイルピークを迎えて、もうそんな時代ではない。
住民の多くが、徒歩や自転車で安心して暮らせる、
車に頼りすぎない街作りを望んでいることは、
すでにいくつもの調査で明らかなのです。
それを実現するためのNPOも出来ています。

さらには、生涯学習センターでの自由塾講習で、
「燃費向上!!エコドライブ」なんてのもあって、
少しでもガソリンの消費を減らす方法が示される。
ちょっとそのヒントを教わったのですが、
(1)急発進をしない。
(2)急ブレーキが必要ない走りをする。
  ※ そのためには、前の車よりも先の状況を見て走り、
   早めにアクセルを離して、徐々にスピードを落とす。
(3)適切なタイヤを使って、空気圧もチェックする。
(4)不要な荷物は積んだままにしない。
(5)エアコンは控えめに使う。

これは僕の場合、すでに実行しているのですが、
危険でない程度にブレーキを使わない運転の仕方は、
最近になって、かなり上達してきたと思っています。
車間距離を調整しながら、遠くの信号機にも合わせて、
フューエルカットをうまく使えば、効果がありそうです。
そう意識しての運転は、けっこう楽しかったりもします。

また寒いときはなるべくエアコンを控えて暖房する。
暖房を入れるだけなら、ガソリンを消費しないのですが、
窓が曇り始めるので、そんなときはエアコンにする。
もちろん暑いときは、田舎なので、窓を開けて走れば、
エアコンなんか使う必要は滅多にないでしょう!
車で30分以上掛かる外出は、極力控えてもいるのです。

さあ、個人で出来ることはこのくらいが限度でしょう。
多くの人が同じようにすれば消費も減るでしょうけど、
そんな個人の努力を、行政だって地域作りに活かして欲しい。
遠くまで車を駆って行かなくても、日常生活が賄える、
食とエネルギーとサービスが自給出来る街作りを望みますよ!