北は大雪

イメージ 1

地球温暖化の影響でしょう、数年前から、富山県では雪の量が少なくなりました。
一昨年だけは大雪でしたが、秋田、青森、北海道に比べれば、たいした量ではありません。
すなわち温暖化によって、豪雪地帯が以前よりも北上してしまったのです。
温暖化で日本海の水温が上がったことが、その主な原因と考えられているようです。

大寒過ぎの今頃の寒波は、冬の中でももっとも厳しい寒さになるのですが、
今年は軒の氷柱も小さくて、雪は積もったと言っても、ほとんど除雪の必要もない。
あと10日も過ぎて立春になれば、もう大雪の心配もなくなるでしょう。
その立春って、僕の父親の命日でもあるんですよねえ。

冬もこの時期になると、身体もだいぶ寒さになれてきているので、
居間で使っているファンヒーターの設定温度は、12℃まで下げているけど平気です。
寝床もあるパソコン部屋は小さな石油ストーブで、こんな寒い日は室温13℃より上がらない。
それで十分だし、それ以上暖かくして過剰に資源を使いたいとも思えない。

なにしろ僕は、幸いにも毎日爆弾の心配もなく、平和で豊かな国の住人なので、
太りすぎないようにダイエットするのと同じ、資源を使いすぎないようにセーブする。
質素を旨として暮らしていないと、いつのまにか過剰なものに溢れてしまうのです。
その過剰によって、日本で、世界で、多くの人を苦しめたくはないのです。


今日の写真は、水深10メートルくらいで撮ったナンヨウブダイです。
このくらいの深さになると、いくら透明度が高くても、青い色しか見えません。
そしてさらに深いところでは、自然光で写真を撮るのは難しい。
そこには100尾近いブダイの群が、悠々と泳いでいたのですけどね。
色の黒っぽいのはオスなのか、あるいは興奮して変色しているのか・・・