無事に完成!

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午前中はけっこう陽射しがあったので、午後は厳しい暑さになるのでは?
と心配しましたが、実際に丸太組み作業を始めた頃には曇り空でした。
まずは、180㎝間隔に8本の支柱を立てるのですが、コツが要ります。
1人か2人で丸太を垂直に抱え、持ち上げて重みを利用して打ち込むのですが、
何度かくり返すうちに、ズボッと入る感覚があって、これだけでOK!
手を離しても簡単には倒れない状態で、8本を全部立ててしまいます。

次に横棒を下の段から縛っていきますが、最初は腰の高さがいいようです。
二番目は、そこから拳二つが入るくらいを空けて、また支柱に縛り付けます。
こうして3段か4段まで進んだら、今度は支柱の支え棒を組んでいきます。
支え棒は最終的には強度を得るため、高い位置で長い棒の支えが必要ですが、
最初からそれを入れてしまうと、横棒を入れて組むのが難しくなるので、
まずは4段目くらいに何本かの支え棒を入れて、それから横棒を増やして、
少しずつ全体の歪みを調整しながら、支え棒も増やしていきます。

支柱と横棒や支え棒は、荒縄を使って男縛り縛っていくのですが、
実はこの男縛りを忘れてしまって、ほとんど自己流で固く縛ります。
縄は解体の時は切り解いて、そのまま田んぼの肥やしになるからいいのです。
緩まないように、きつくしっかり縛ることだけを心掛ければOKなのです。
こうして8本の支柱にそれぞれ2本と、両端だけもう1本ずつ支えをいれて、
今年の横棒は、全部で8段でもって仕上げることで落ち着きました。
昔は10段まで組んだこともあるけど、上の方は干すのも大変だからね。

田んぼの米は、もう既に刈り取りの時期を迎えているものもあるけど、
まだ2~3週間は刈り取りできないものもあるから、交換して干せます。
空き無駄をなく利用すれば、これで稲干しからその後の豆干しまでこなせます。
この稲架に稲を干した状態は、一昨日のブログに載せた写真の通り、
近隣の人たちも足を止めて眺めるほどに、美しい日本の風景になるのです。
今日は雨だから、この雨が上がって土が乾いたら、いよいよ稲刈りです♪