旅先報告(2)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

まずは僕らが滞在している場所の海を紹介しておきましょう。
石垣島の最北端で、観光客はこの海を見下ろす灯台までは来ますが、
浜へ降りる人は滅多にいませんし、まして海に入る人はまったくいません。
実はリーフ内の潮の満ち引きによる流れが強く、遊泳禁止になってもいます。
でも僕らはすでに30年の経験で、干満の流れを知っているので、
危険を回避しながら、世界に稀な美しい珊瑚礁を満喫できるのです。

4日前までは、まだ不慣れな人がいたので無理はぜずにいましたが、
その後は自分の体も沖縄に慣れてきた事もあって、リーフエッジまで、
ゆっくり時間をかけてシュノーケリングしながら、サザエも取ってきました。
一人で食べるだけなので、1日三個だけの収穫にしましたが、
実際に数は少なくなっているので、昔のようにたくさんは取れません。
それでもやっぱりサザエは美味しいので、食べる分だけ取ってきます。

三番目の写真は、有名なタレントが開いたレストランですが、
記念写真を撮る観光客は多くても、お店の入りは今一だとも聞いています。
僕はタレントショップには関心がないので、前を通るだけですが、
友人は入って食事をしたようで、あまり美味しくなかったとも聞いています。
このほかにも、新しくタレントの開いたお店が出来ているようなので、
いよいよ石垣島も、軽井沢的な様相になるのでしょうか?

同じく他県から移住してきた人達の中には、そのような観光化とは別に、
地道に島の文化を支え始めている人も居て、四番目の写真「タニファー」は、
市内にあって、そうした人達の溜まり場の一つになっているお店です。
ここのマスター栗さんの協力を得て、来る7月31日(火)には、
映画「エンド・オブ・サバービア」の上映会をする事になりました。
7月7日の東京平和映画祭で上映されたもので、島の人の反応が楽しみです。

さて、世の中参議院選挙の投票日が近づいて、選挙演説が盛んです。
僕がいる平野地区には、まったく選挙カーは来ませんので静かですが、
おかげで冷静にテレビでの演説などを聴くことが出来るのですが、
うっかり聞いていると、腹立たしくなることが多くて、
最後まで聞くと、希望よりは、まったく絶望的な気分にさえなります。
それでも、「9条の会」と「国民新党」の演説には共感しました。

今日はこれから、遅れて来島した海の相棒と一緒に平野に戻り、
さっそく海に入って、またゆるい原始生活が始まります。
いよいよ島の生活が身にしみてきて、次の報告時には、
もう頭の回転までスローライフになっているかもしれません。
まあ皆さん、人は皆自分が望むようにしか生きられないのですから、
悔いのない人生を過ごしましょうね! それではまた♪