梅雨入りと梅雨明けの夏至

北陸地方が例年より遅く、ようやく梅雨入りしたと思ったら、
同じ日に、沖縄では早くも梅雨が明けたと報道されていました。
僕にしてみれば、梅雨入り前に田植えが終わったところで、
いよいよ沖縄は夏本番!で、夏の旅の気分も高まった感じです。

ちょうど夏至の今日は「豪快な号外」の一つのピークとして、
キャンドルナイトが呼びかけられ、温暖化問題も考えられている。
以前から温暖化を中心に、環境問題を取り上げていた自分にすれば、
もう既に手遅れではないのかと危惧する気持ちもあるんだけど、
諦めてしまえばそれで終わることも、諦めなければ可能性はある。
そう信じて、様々な批判や無力感も克服して続けています。

くり返して言うけど、諦めてしまえばそれで終わりなのです。
手遅れであるかないかは、考えたってどうなるものではありません。
人間のすごさは、生きている限り何かをしていると言うことで、
温暖化させない生活をしない限り、温暖化を促進しているってこと!

やむにやまれぬ気持ちで、若い人たちに混じって号外を配っていると、
にこやかに受け取ってくれる人、怪訝そうに号外を読んでくれる人、
そしてあからさまにいやな顔をする人もいれば、無視する人もいる。
そうした多様な人の表情を見ながら、人間の愚かさと愛おしさも感じ取る。
人類は、なが~い目で見れば、やはり滅びるしかないのかもしれない。
だからこそこの命ある時間が貴重であり、All You need is Love! なのです。

今年も夏至のこの夜に、明かりを消してゆっくり瞑想すると、
僕は、今は亡き三人の親しかった女性に、会うことが出来ました。
夜の闇は死の世界だとしても、決して冷たいばかりでもなさそうです。
この皮膚、この心根、そしてこの魂が、自由に愛撫を広げます。