美しい星に生まれて

イメージ 1

長い夜を渡る場所にひとりでいると、
自分がどこにいるのかわからなくなることがある。
この広い宇宙のどこかに自分はいるのかいないのか?
やっと探し当てたようなちっぽけな地球の片隅に、
僕はぽつんと小さく縮こまって座っている。

誰もいない宇宙の片隅にひとりでいるのは辛い。
それは自分さえもいないのに等しいさみしさだ。
喜びよあれよかし!そのために求めたのが、
ありとあらゆるコミュニケーションだった気がする。
自分以外の命があることの豊かさを思え!

どこへ行く行き先があるわけじゃない。
行く先があれば全部がすぐに終わってしまう。
ここにあることが命ある喜びのすべてなのだから、
ここにいて喜びを産み育てて広めていけばいいだろう。
この美しい星の地に海に山に喜びを広めればいい。

これはそれほど難しいことだろうか?
武器やお金で多くの弱い人々を痛めつけるよりも、
計り知れない不可能に近い困難なことだろうか?
なるほどたしかに最も愛する人たちとさえ、
うまく心を通わせることは難しいけど・・・