お金の流れを変える運動会

昨日の午後、田中優さんと関組長が組んで、
「お金の流れを変える運動会」というお話会があった。
野々市にある常讃寺というお寺での開催に、
自分で車を運転していくのは少々気が引けたけど、
一緒に行きたいという同行者もいたので車を走らせた。

田中優さんの話の内容はほぼわかっているし、
関組長からは話をきくより国会を案内して欲しい。
そう思っていたけど、行ってみるとやはり面白い。
未来バンクに何か融資してもらうワークショップでは、
農業組みに参加して農家の人の話も聞けた。
国会審議のワークショップでは強行採決の場面で、
委員長からマイクを奪おうとする野党議員を阻止する。
そんなパフォーマンスをしながら考えることもあった。

午後1時から4時間に渡るお話し、ワークショップ、
対談、討論が続いて、時間が来て解散になっても、
1時間くらいはそれぞれが立ち話をしていた。
こんなときにそれぞれの人の本音話が聞ける。
そこで見えてくるのは、やはり今ある価値観への疑問。
昔イリッチが唱えていた、学校、教育、医療の神話が、
今まさに世界を支配している現状への疑問だ。

その中に、今回のお話会に参加している人たちでさえ、
疑問に思うことさえ難しいほどあたりまえになっている、
金銭経済に対する絶対的信頼(信仰)がある。
お金こそが様々な問題を引き起こしているのに、
お金を稼がないと幸せになれないと信じ込んでいる人々。
このあり地獄的現状はどのようにすれば救われるのか?
たぶんそれは、気付くことからしか始まらない。

ようやく少しこのブログが使えるようになってきたので、
今回はあたらに新しいコーナーを設けて、
直接そのような話題を書き込む場にあてようと思う。
僕のようにちっぽけな人間何ほどのことはできないけど、
誰にだって何かが出来ることは証明出来るだろう。