入学するまで

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生まれて20ヶ月を越えて、姫も人間らしくなりました。
まだまだ話す言葉は宇宙語なので、理論的ではありませんが、
理屈ではない感性では、すでに同じものを感じています。
毎日姫と一緒にいちゃついて遊んでいるのは、とても楽しいし、
何かするたびに喜んでくれると、自分まで嬉しくなってくる。

人から「かわいいでしょ♪」と言われれば、もちろんそうだし、
5歳まではこうして、一緒に楽しく暮らしていたいと思う。
メロンパンナの「メロメロパンチ!」とは、よく言ったもので、
寝相の悪い姫の足が、もろに僕の顔を蹴飛ばしてさえ、
幸せのメロメロ効果で、周囲にハートマークが飛び散ります。

こんな状態がいつまで続くのか、そのうち姫が成長すれば、
親から離れていくのだから、その時までの極上のお楽しみです。
早ければ3~4歳で、遅くとも小学校へ入学する頃には、
親から離れて、少しずつ自立する準備を始めるのでしょう。
うまく自立していけるように、僕は見守るだけだと思う。

家に小さな子どもがいると、働きに行けないと言うことで、
2歳を過ぎれば保育園に預ける、働く女性が増えているとか。
アベノ独裁は相変わらずのズレ感覚で、女性を職場に呼び込んで、
働く環境を整えようと言っているけど、問題はその逆でしょう。
家にいられない男たちを、もっと家庭に返すべきです。

我が家では、僕も妻も決まった定職には就いていないので、
収入は少ないのですが、とりあえず食べ物には困らないように、
米と野菜や豆類を、無農薬無化学肥料の自然農で作っている。
それでも月にして、12~15万円の現金は使いますが、
ありがたいことに少しは年金もあるし、仕事をくれる仲間もいる。

毎日あたりまえに、姫と一緒に暮らしてはいるのですが、
だからといって甘やかしているわけではなく、厳しくもする。
少しでも手伝ってもらえることがあれば、一緒にするので、
今では洗濯物を干すときなど、カゴから一つずつ渡してくれるし、
豆を枝から取ったり、ミニトマトのつみ取りも手伝ってくれる。

幼稚園や学校へ行って何を学んでくるのか、それよりも僕は、
自分と一緒に生活することで、日々の暮らしを姫に見せて、
お手伝いが出来るようになれば、やがて自分でできるようになる。
そうやって生活を覚え、生き方がわかるようになればいいし、
システムよりは人間から、多くのことを学べる人になって欲しい。