夏をしのいで・・・

 

天候不順でも夏は夏で、暑い日が続いています。
我が家にはクーラーがないので、あんまり暑い日は、
図書館へ行ったり買い物に行ったり、センターへ行ったり、
姫を連れてゆっくりできる場所へ、避暑に行きます。
出掛けるのも面倒なときは、玄関先にベビーバスを置き、
水を溜めて、プール代わりにして遊んでいます。

僕は冷房が苦手なので、車で移動中もよほど暑くないと、
クーラーは掛けないので、姫もそれには慣れてきていますが、
度を超すと不機嫌になるので、その対策も必要です。
って言うか、僕ら夫婦も暑いのはイヤですから、
日中は家に潜んでいるか、涼しい場所へ行くのですが、
そうするとけっこう、姫を連れて外出している日が多い。

生まれてから今まで、大きな病気もせずに健康で、
親孝行な姫ですが、時には心配になるようなこともある。
土曜日の夜にも、砺波のフェスティバルから帰って、
一緒にお風呂に入ったあと、いつものように寝たのですが、
夜中に具合が悪そうで、体に触れると熱が高いのです。
頭の先から足の先まで、触れるとすぐにわかるくらいに熱い。

頭と足先が特に熱くて、妻はおっぱいをやりながら頭を冷やし、
僕は足先を両手に持って、自分の手で足を冷やしました。
あまり冷たいもので冷やすよりも、人の常温で冷やす方が、
姫の体にも優しいと思い、そのようにしたのです。
ありがたいことに、２～３時間で高熱は収まったので、
そのまま電気を消して、いつものように眠れました。

水を浴びたり、家の前後ろを開けて風を通したり、
庭に水をまいたり、扇風機を回して風を作ってみたり、
姫は裸になって、寝るときだけおしめして夏の暑さを凌ぐ。
そうこうしているうちに、夏の盛りは過ぎたのか、
俄に秋を感じさせる、涼しい風が吹いてきたりします。
日照不足のまま、夏はどこかへ行ってしまったみたいです。

基本的に温暖化は進んでいるので、地上は暑くなっており、
このまま涼しい秋になるとは、とても思えないのが現実です。
すでに亜熱帯化している本州なので、９月１０月にも、
必ず暑い日が戻って、夏とは違う異常気象が起きるでしょう。
それはまた、どれだけ人を困らせるか助けるか、
弱い人ほどひどい目に遭うのが、残念に思います。