春の雪

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暖かい暴風が吹き荒れた後は、一転冬に逆戻りの寒い日で、
早朝から雪が降り、山沿いの地方では積雪もありました。
眺める風景としてはきれいですが、寒暖の差が激しいので、
外作業をする人たちは、体調管理が大変でしょう。

同じ農作業ではあっても、今のところ僕の場合はハウス内で、
苗作りのお手伝いですから、さほどきつくはありません。
だけどハウスの持ち主は、先の暴風で被害を受けているので、
その後始末やら、修繕の対策で余計な仕事が増えています。

もともと農家でない僕は、自然に“半農半○”の生活で、
自然災害でも、投資しているものが少ないので被害も少ない。
だけど本格的に農業経営をしている人たちは、今回のように、
予想しない自然の被害に対しては、全部かぶるしかありません。

お金経済を、なるべく拡大させたくない僕にとっては、
事業拡大を目指す投資自体が、好ましく思えない事なので、
農業を新規事業として考えるつもりもないし、考えたくない。
どこまでも半農半○で、生活を楽しむ暮らしがいいのです。

四季に移りゆく自然の風景を楽しみながら、旬の食を楽しみ、
生き延びるための食材や、人の繋がりを日々に育てる。
出来れば町の姿も、そのように自給的でありたいと思うから、
持続可能な循環型社会を求めて、市民活動もしています。

この寒波が過ぎれば、今度こそは本格的な春になって、
やがて彼岸桜が咲けば、すぐに花見の季節にもなるでしょう。
まもなく稲作りの季節になって、自分の田畑が忙しくなり、
春の農繁期になるのも、もうまもなくのことでしょうか。